You are currently viewing 普通の女の子からの脱却 – 刈り上げ女子イメチェン体験談

普通の女の子からの脱却 – 刈り上げ女子イメチェン体験談

私の勤める職場に、ツーブロックで刈り上げている女性社員が2人います。両社とも、入社当時から刈り上げていたわけではなく、突然のイメチェンとして刈り上げを敢行したかたちになります。前衛的で超個性的な髪型に、周りの反応はやはり「うーん…」といった感じでした。

2人のうち1人は、年齢は20代、色白で比較的美人です。全体的にパンク系な茶髪のツンツンヘアで、
後ろは全て刈り上げというスタイルです。元々はいかにも女の子女の子したキャラクターだったのですが、
一気にパンク系の刈り上げ女子となったことで、周りからの扱いもかなり変わりました。

一言でいえば、話しかけづらくなりました。周りの人間が、彼女の目指すものを掴みかねているので、どのように接して良いかわからなくなってしまったためです。

もう1人は40代の女性です。もともと気が強く、他人と衝突することも多かった人だったので、刈り上げで覇気が増したことによって、
さらに近づき難い存在となりました。敵も多いので、その刈り上げヘアをネタに陰口を言われることもしばしばあります。

彼女の場合は、そもそも周囲からの共感の薄い人物だったために、刈り上げにしたことで、なお一層何を考えているのかわからない人というレッテルを貼られてしまいました。

以上のように、私の周囲に関して言えば、女性の刈り上げは概ね不評というのが正直なところです。
デザイナーやクリエイターなどといった特殊な職業の女性ならばともかく、
一般の仕事に就いている女性が刈り上げヘアにしてしまうと、やはり「なんで?」という感情が真っ先に浮かぶようです。

また、やはり女性には女性らしい髪型を無意識に求めている節もあり、
そこに真逆のスマッシュを放り込むような刈り上げヘアは、挑戦的だと捉えられてしまうようです。

良くも悪くも、普通の女の子ではいられなくなる髪型です。

ちょっとしたイメチェンという次元の話では収まらないので、
余程自分の殻を破りたい人、これまでの自分と完全におさらばしたい人向けの髪型ではないでしょうか。少なくともまだ今は、時代がそのようなレベルに停滞していると思います。

コメントを残す

CAPTCHA