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愛でなんて死ねない : 思っていたようなイメチェンじゃないけど似合ってる

「有閑倶楽部」でおなじみ一条ゆかりさんの読み切り作品のひとつですが、思っていたようなイメチェンと違うので印象に残りました。主人公は大女、色気もなく付き合っている恋人が実はホモで男に恋人を取られてしまう始末。大柄で身長はあり目鼻立ちはパッとしているためモデルを職業にしていますが、化粧も下手くそで長い髪のストレートパーマは似合っておらず仕事も上手くいきません。そんななか、プロのセンスあるメイクアップアーティストにイメチェンしてもらいます。
髪は短く、イノセントなメイクに男っぽい雰囲気で服も黒やシンプルに。中世的でミステリアスな魅力で主人公は売れ出します。印象的だったのが魅力的になった自分に満足したはずなのにアーティストに恋をしたら もっと綺麗になりたいと無理なダイエットをしようとしてネガティブな一面が噴き出していたシーンです。
結局自分が自信をもたないと本当の意味でイメチェンなんてできないと思った作品でした。結末はハッピーエンドでしたけど。

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