映画『君の名は。
』のヒロイン、宮水三葉。
三葉は岐阜県の田舎町で暮らす高校生ですが、ある日突然東京で都会暮らしをする男子高校生の立花瀧と中身が入れ替わってしまいます。
この入れ替わりは不定期に起こりますが、入れ替わりを繰り返すうちに三葉と瀧はお互いに惹かれ合っていきます。
ふと三葉は思い立って、瀧に会いに東京へ行くことに。
やっとの思いで瀧を探し当てた三葉。
しかし、なぜか瀧は三葉に気づきもしません。
しまいには、瀧から「お前、誰?」という言葉をぶつけられてしまいます。
ショックを受けた三葉は、岐阜の自宅へ帰宅した後、長かった自分の髪をバッサリ切って、ショートヘアにしてしまいました。
友人である克彦や早耶香には「まさか、失恋…?」などと憶測されますが、実際三葉は瀧への思いを振り切り、気持ちを切り替えたくて髪を切ったのではないか、と思います。
この後、三葉と瀧が再び出会うシーンがありますが、何も知らない瀧は、三葉の短くなった髪型に対して「ロングヘアの方が良かったのに何で切ってしまったのか」と問いかけます。
三葉が受けたショックを考えると一見無神経に聞こえる瀧の質問ですが、瀧が三葉を気にかけていることがわかる素敵なシーンだと思います。