大分前の漫画になりますが、カズンという漫画が好きで何度も読み返しています。
よくいるような主人公で、ぽっちゃりした地味なありきたりな女の子です。
いとこは有名なモデルさん。
主人公が恋をしてダイエットに自分磨きに力を入れてキレイになるも恋は実らなかった…それでも、一生懸命運動をしたり、食事を変えたりして努力する姿は本当に応援したくなり、何より髪型を変えて、キレイにお化粧するシーンはちょっとした絵の変化なんだと思いますが想像も合わさるのかとてもきれいに見えました。
カラーで見たらどれくらいキレイになるのか、例えばくちびるなんかは艶が出ているように書いてあるのを見ると、色を想像したりしますよね。
きっと淡いピンク色なんだろうかなど。
髪もきっとこういう雰囲気で、手触りで。
漫画ながら、自分もこうしてみたい、ああなりたいと思わせるとは、素晴らしいものがあるなと思いました。
きっとそれは、自分もこのように恋をして、キレイになりたいと努力したことがあるから共感できるものなのか、もしくは願望なのかとにかく身近にあるものだったからなんではないかと思います。
女性がキレイになるのは恋だけではなく、失恋したときも同様であり、つい、失恋すると頑張った努力は実らなかったと落ち込んで、努力をやめてしまいます。
でも、それは違うと思います。
そのときにキレイになる努力をしたことは間違いなく身につき、違う誰かとの新しい始まりになります。
実際、カズンもそのような意味がある漫画だったはずです。
身なりがキレイになることで前向きに生きたり、自信を持って進み出せる、それは間違いのないことです。
誰でも、身なりが汚いよりはキレイな方に引き込まれますよね。
キレイにしておくことに損はないはずです。
いつものパンツスタイルからひらひらのスカートスタイルへ変えるだけで女性がぐんとかわいくなり、キレイになります。
ロングヘアをショートに変えるとぐっとイメージが変わります。
そういう美しさは何にも変えられないものだと思います。