髪の毛で「遊ぶ」としても、仕事をしていると、どうしても制限があります。
休日に巻髪にしたり、結い方をオシャレにしたりはできるけど、
人って、何故か制限されているようなところでうずうずしてしまうものです。
元々髪をアレンジするのは好きな私なので、髪のセットに必要なヘアアイロンはほぼ揃っていて、
お出かけの時にはすごく時間をかけてセットします。
時には妹や友人の髪のセットも手伝ってあげたり、とにかく髪をいじることが「好き」なんですが、
すれ違った人が振り返るくらい、ちょっと垢抜けたような髪色にしたいな、という妄想だけはいつも頭にありました。
私の場合、日常的に人と接する仕事なので、髪の色だけは派手目に変えることが出来ません。
それでも大人ですし、もう暫くは仕方ないと我慢して過ごしていたのですが、ある事情から退職することになり、
この時期にできることをやってみよう!と思い立ちました。次の就職までにしなくてはいけないことは勿論いろいろありますが、
まずはうずうずしていた「カラー」です。実は雑誌で見た髪の色が頭から離れなくて、「この色、一回でいいから体験したみたいなぁ。。」と思いました。
しかし、周囲でそんな色の人を見たことはありません。まだまだ田舎の地域に住んでいるので、
もし自分がやったら、ひいてしまうよね・・と思われ、あんなにテンションがあがったのに、いざとなるとひけ腰になります。
なんといっても、私は主婦で、子持ちなのです。保育園の送り迎えという、人目に触れる機会を考えないわけにはいきません。
でも、そんな自分であることから、まず変ってみよう、
と決意(大げさですが)し、電車を乗り継ぎ、わざわざ県から出て、
安心して依頼できる美容院に赴きました。半分はまだ勇気がなく、
センスある美容師の方の「お任せ」を期待しました。
そのため、自分ではもっと脱色された「もも色」くらいが良かったのですが、
もっと無難な色に落ち着く方向になりました。
「1回目じゃその色は難しい」とも言われたので、結局濃い紫寄りのピンクに仕上がったわけです。
少し髪の毛を短くし、上は暗めのアッシュブラウンで毛先にピンクを入れる、という仕上がりでしたが、これが予想外のヒット!でした。
保育園でも、近隣のママさんからも「素敵な色」と言われっぱなしで、妹達からも絶賛なのです。
自分でもすごく気に入っていて、やってみてよかったな、と思っています。
挑戦する!って、本当に素敵なことです。この人生は一度きりですから、自分が「好き」と感じたことをどんどんやっていきたい、今はそう思っています。