夏になり、暑くなると、気分はやはり開放的になるものです。
そして、開放的な気持ちを表すには今までとはちょっと違った事を行ってみたくもなるものです。
私は50代女性ですが、私の周りで何か自分を吹っ切りたかったのでしょうか。
思い切って刈り上げにした同年代の50代女性がいます。
今はグレイヘアーとか、今まで当たり前のように白髪染めをしていたのをやめて自然なグレイヘアーにするおしゃれな人も出てきていますので、50代女性のおしゃれの幅は広がってきました。
そういう世の中の流れに乗ってか彼女は刈り上げへアーにしてみました。
今まで、フェミニンな洋服が多く、ヘアスタイルもボブだったから、かなりイメチェンしました。
ビフォーアフターはまるで別人のようでした。
髪型を変えると今まで着ていた洋服が似合わないと、洋服も替えるしかなかったそうです。
新しい洋服は彼女にはとても良く似合っていました。
私達女性は、彼女の新しい髪型に最初は驚きましたが、綺麗な横顔に良く似合い概ね好評でした。
自分には似合わないヘアースタイルが彼女には似合うというのも羨ましい気持ちもしましたし、バッサリとカットした勇気にも眩しい気持ちになりました。
しかし、同世代の男性の方々には今のところ褒めてもらった事がないと彼女は話していました。
「夫は嫌がるし、子供たちも何でこんな髪型にしたの!!」と驚き嘆いたとか。
斬新なヘアスタイルは、芸能人がしている分には単純に素敵と思えるけれども、身近な人がすると違和感を感じるものみたいです。
そして、街を歩いても男性陣が親切でなくなったとも話していました。
何て言う事はない話ではありますが、ドアを開けて男性が待っていてくれなくなったとか、今までサービスしてくれていたお店の男性の店員さんがサービスしてくれなくなったとか。
そういう事があるそうです。
バッサリ切った勇気を男性は評価してくれないのですね。
女性は、ヘアスタイルが似合っている事+勇気にもエールを送り、素敵だと思うのとは大違いです。
女ウケは良くても男ウケは良くないということですね。
男ウケ、女ウケ、そういうものを考えてばかりでは、心から自分でおしゃれを楽しめなくなってしまいます。
中学生、高校生の人の目を気にする時期は過ぎた大人の女性は、自分らしくおしゃれをしていきけば良いのではないかと思います。
その自分らしくの象徴が、刈り上げかもしれません。