1.涼しい涼しい感じというのが、ここ数年のテーマだ。
熱い心が信条という大和魂が話題であり、いかに熱い心を何に向かって滾らせてきたかが、語られている。
17歳の女子高生当時山下真司の熱血青春ドラマを見て熱い心だなんて絶対嫌だー!!と毛嫌いして叩き過ぎたらしい。
きらうことで叩きのめしているとは当時気づかず、叩くという異常に熱くなり過ぎてしまう問題児を随分作り出していた。
それでというわけでもないのだが、どれだけ熱くなっていても、涼しい顔をしていなくては!!ならない。
というのは、テーマではなく命題としてある。
熱い心なるものが、感情的になり過ぎて言うことというのは、ちょっと人間とは思えないというほど極端なことばかりであり、そうした問題に直面すればするほど、滾り暴走する怒りなどの激しい感情のまんまいかに涼しい感じを出すか?そこで、ツーブロック!刈り上げヘアの後ろ姿が話題になるわけです。
2.涼しい後ろ姿刈り上げた首筋のスースーした感じを涼しい後ろ姿と呼んでいます。
静かに佇む或いはする違いざまに振り返り眺めた後ろ姿など、強い印象を残す後ろ姿として長い歳月首筋に注目していました。
寡黙な後ろ姿は、涼しげで前に飛び出して顔を見たい!という衝動を抱かせます。
その昔小泉今日子が刈り上げていましたが、ツーブロックと言ってよりモード色が強い髪型が流行っています。
円らな瞳の驚くほど可愛い女の子だった時の驚き!を感動として語っています。
後に続く!という言葉から始まっているのですが、そうした言葉の綾が行き着く頃には、刈り上げた首筋を後ろから眺めては、涼しげだな〜と語ることになります。
跡を追い自分も成功したい!と野望を滾らせるのが始まりですが、人というものはそうした目的意識ばかりの生き物ではありません。
それで、なんのためなのか!?と分からなくなる頃、涼しげな後ろ姿を眺め、熱くなり過ぎて失敗したことについて涼しげに見える工夫をしてみるのです。
熱い心というものは、恥ずかしくて人に見せられない!と思ったそうです。