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「ローマの休日」オードリーヘップバーンの美の個性

映画、ローマの休日では、主役を演じるオードリーヘップバーンが床屋に行き、ロングの髪の毛をショートカットに切ってイメチェンするシーンがあります。映画ローマの休日とは、オードリーヘップバーン演じるヨーロッパ王室の王位継承者であるアン王女が、自身の多忙かつ窮屈な生活に嫌気がさし、宮殿から逃げるところから話が始まります。道端で倒れてしまったアン王女を通りがかった記者のジョーが、アン王女とは知らずに自身の家に連れて帰ります。その後ジョーはその女性がアン王女だと気づくのですが、気付いていないふりをしながら2人でローマの町中を楽しむのでした。そのシーンの一部に、アン王女を演じているオードリーヘップバーンが、街の床屋に入り、適当に髪をショートカットにするシーンがあるのですが、それがなんとも爽やかで清々しい!そのシーンで、如何に彼女が今まで髪を切ることすらも我慢させられてきていたのかがよく分かります。髪を切る、アイスを食べる、普通の人なら当たり前のように自分で決められることを、彼女は生まれてこのかた許されなかったに違いない。また、ショートカットが何とも似合っていて美しいのです!あの時代にあの髪型をした、オードリーヘップバーンの美的センスが抜群であったことも伺えます。名作映画に相応しい、名シーンであると思います。

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